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欧州復興開発銀行の総会に出席!

欧州復興開発銀行の総会に出席! 

財務大臣に代わりロンドンへ

世界の平和と繁栄に向けて

岡田直樹は5月10日.11日の2日間、財務副大臣として英国ロンドンに公務出張し、欧州復興開発銀行(EBRD)の年次総会に日本代表として出席しました。

 ことし25周年を迎える同銀行は、旧ソ連の崩壊後、独立した国々や旧ソ連の影響下にあった東欧の国々の復興と開発を支援する国際的な銀行です。共産主義経済の失敗で苦しんでいた国の人々が自由主義経済に移行して豊かで安定した暮らしができるよう、日本もこの銀行の創立以来、重要な役割を果たしています。

 ヨーロッパや中央アジアは日本から遠いようにも見えますが、その安定と成長は世界全体の安定と成長につながり、日本にも好い影響をもたらします。また最近では、シリアからの難民が周辺諸国に流出する問題が深刻化しています。中東・北アフリカ地域の平和と人々の安全を守ることにも、人道上、日本は無関心であってはならないと考えます。

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こうしたことから、日本はEBRDの中で米国に次ぎ、世界第2位の出資国の一つとして支援対象国の社会資本、生活基盤整備を進めるほか、自由な市場主義経済のノウハウを伝える役割を果たしています。

 今年のEBRD総会は、25周年の節目に加え、総裁選挙も行なわれるので本来なら麻生財務大臣が出席したいところでしたが国会日程の関係で、私、岡田直樹が代わって出席しました。総裁選挙では、現職のチャクラバルティ氏に投票しました。インド系英国人の財政、金融専門家であり、日本勤務経験もあり、夫人は日本人という親日家です。私は3月に来日したチャクラバルティ総裁と会見し、世界の平和と安定に向けて協力して進むことを確認しました。

さらには、チャクラバルティ総裁のルーツであるインドは親日的な大国であり、日印関係の強化を図る意味も大きいと考えました。中国は今や世界第2位の経済大国であり、日本にとっても重要なパートナーであるべき国ですが、その国家統治は依然として共産党一党が握っており、外交面では日本をはじめ周辺諸国との間で緊張関係を生み出している国でもあります。日本から見て中国の背後にある民主的な新興経済大国インドは極めて重要な国です。

 選挙には、ポーランド銀行総裁も立候補しましたが、チャクラバルティ氏が総裁に再選されました。任期4年です。今回はロンドンでも会見し、日本の存在感を十分アピールできました。そのほかカンリフ英中央銀行副総裁らとも意見を交わすなど、強行日程の中で実りある出張だったと思います。

 「自分の参院選を控えてロンドンまで国際銀行総裁選に行くのか」と驚く人もいましたが、こうした経済外交も日本国民のため大事な財務副大臣の役目なのです。

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