2010年3月29日

人のためのコンクリート

2010年3月29日 月曜日

 先週末、2つの道路の開通式に出席し、お祝いの言葉を述べました。国道159号金沢外環状道路神谷内インターは金沢市街地を大きく巡る山側環状道路の最後の区間とも言うべきところ。もう一つの国道415号羽咋バイパスは羽咋市街地の混雑緩和が期待される道路です。

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事業を推進した国土交通省、石川県、金沢市、羽咋市、宝達志水町の行政、議会関係者もさることながら、先祖伝来の土地を提供した地元住民の方々や立派に道路を完成させた施工業者の方々にも心から敬意を表しました。

 

ちょっと不思議に思うのは、道路の開通式となると民主党の国会議員の皆さんが照れくさそうな様子もなく祝辞を述べ、テープカットすることです。鳩山由紀夫首相お得意の「コンクリートから人へ」や22年度予算の公共事業マイナス18.3%など忘れてしまったかのように。

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私は「コンクリートから人へ」というスローガンは手段と目的を意識的にごちゃ混ぜにしていると思います。人を大切にする政治は当然です。それは政治の目的です。しかし、その目的を達成する手段として、「人のためのコンクリート」というものもあるでしょう。人の命を守り、暮らしを豊かにする公共事業は着実に進める必要がある、と私は思います。

 

それに極端な公共投資の削減は、とりわけ地方経済に大きな打撃を与えます。建設業界だけでなく、周辺の幅広い産業に働く皆さんの雇用やそのご家族の生活を守るためにも、政府は公共投資大削減の方針を軌道修正すべきです。