2010年8月21日

8月21日(土)  『9月臨時国会に向けて』

2010年8月21日 土曜日

7月11日の参議院選挙で、国会は再び、衆参ねじれ状態になりました。

私が議院運営委員会の理事をしていた08年の自公政権下での「ねじれ」では、衆院で再可決に必要な3分の2の議席があったため、重要法案が参院で否決になっても衆院で再可決することが出来ましたが、今回の「ねじれ」では、衆院で与党の議席が3分の2無いため再可決できません。

よって、以前の「ねじれ」より深刻な「ねじれ状態」となったのです。

8月6日、第175回臨時国会は閉会しました。

通常ならば、選挙後の国会は初登院をしてすぐに閉会するのですが、今国会はご承知の通り衆院で2日間、参院でも2日間、予算委員会が開かれました。

選挙目前の第174回通常国会会期末に、選挙のためだけに突然首相のクビのすげ替えをし、何も議論せず憲政史上最も強引に乱暴に国会を無理矢理閉会させた意味が、今回予算委員会での菅首相の答弁を聞いていてよくわかりました。

虚ろに「財政再建」を繰り返すばかりで、ビジョンも何もなく、いったいこの国をどこに持っていきたいのか、また同僚の西田昌司議員に「答弁が、不誠実、不道徳」とまで言わしめたコロコロ変わる猫の目答弁は、聞くに堪えませんでした。

この予算委員会を開会できたことこそが「ねじれ」なのです。

民主党政府は、実現不可能な選挙向けのマニフェストをどう実現するのか、どんな方法で財源を捻出するのか、そういったことを丁々発止議論する。

それを目の当たりにした国民の皆さんがどう判断されるか。

9月下旬に予定されている臨時国会では「ねじれ」を、08年の日銀総裁人事のような理不尽なことをするためではなく、強行採決を連発する与党の暴走を止め、また法律案や予算案についても積極的に修正を求め、言論の府たる国会で国民の為の議論をするために、有効に活用させていただきたいと思います。